結末には
触れません
SYNOPSIS
あらすじ
新しい職場へ赴任した語り手は、そこで出会う人たちの言葉や振る舞いに、次々と反応していきます。周囲の空気を読んで収めるより、自分が変だと思ったことを見過ごせないところに、この人物らしさがあります。
『坊っちゃん』は、語り手の勢いある視線を通して、人間関係の可笑しさやややこしさを描く作品です。人物をどう呼び、どう受け取るかという語りの調子にも目を向けると、読書のテンポがいっそう鮮明になります。
READING GUIDE
読みどころ
- 01
語り手の勢いをそのまま追う
『坊っちゃん』は、判断の早い語り手の声が作品を前へ進めます。正しいかどうかをすぐに決める前に、まずはその語りの速さや言い切り方を味わうと、作品の面白さが立ち上がります。
- 02
人物の呼び方に注目する
語り手は、出会った人々を自分なりの見方で受け取ります。誰をどう呼び、どんなところに引っかかるのかをたどると、人間関係の距離や可笑しさが見えてきます。
- 03
まっすぐさの揺れを読む
納得できないことを見過ごせない態度は、いつも簡単な答えにつながるわけではありません。語り手の率直さが周囲とどうぶつかるかを見ながら読むと、軽やかな語りの奥行きも感じられます。
BIBLIOGRAPHY
作品データ
- 作者
- 夏目漱石
- 青空文庫 作品ID
- 000752
- 表記
- 新字新仮名
- 初出
- 「ホトトギス」1906(明治39)年4月
- 底本
- 『ちくま日本文学全集 夏目漱石』/筑摩書房
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QUESTIONS
よくある質問
『坊っちゃん』のあらすじは?
新しく勤め始めた学校で、率直な語り手が周囲の人々と関わっていく物語です。このページのあらすじは、終盤の展開や結末には触れていません。
『坊っちゃん』は青空文庫で読めますか?
はい。青空文庫で公開テキストを読めます。このページの「青空文庫で読む」から、確認済みの作品カードとXHTML版へ進めます。