結末には
触れません
SYNOPSIS
あらすじ
十の「夜」には、それぞれ異なる時間と場所が現れます。場面が変わるたびに登場人物や語りの距離も移り、一つの夢から次の夢へと進んでいきます。
夜と夜をつなぐ一つの筋はありません。理由の説明されない出来事や、ふいに途切れる情景が、目覚めたあとにも残る夢のような余韻を生みます。
READING GUIDE
読みどころ
- 01
一夜ずつ、独立した場面として読む
十の「夜」は、まず一夜ずつ開いて読めます。前の夜の答えを探すよりも、その場面に置かれた時間や距離の感覚を味わうと、作品の手触りが見えてきます。
- 02
説明されない余白
夢の出来事には、理由や結末が明かされないものもあります。意味を急いで決めず、強く残った情景や言葉から読み進めるのも一つの楽しみ方です。
- 03
反復する感触
待つこと、恐れること、見つめること。似た感触が別の姿で現れるため、読み終えたあとに夜同士を比べると新しいつながりが見つかります。
BIBLIOGRAPHY
作品データ
- 作者
- 夏目漱石
- 青空文庫 作品ID
- 000799
- 表記
- 新字新仮名
- 構成
- 第一夜から第十夜までの十篇
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QUESTIONS
よくある質問
『夢十夜』はどんな構成ですか?
「第一夜」から「第十夜」まで、十の独立した夢のような物語で構成されています。舞台や登場人物は夜ごとに変わります。
「こんな夢を見た。」で始まる作品ですか?
この言葉は作品を象徴する書き出しですが、十篇すべてが同じ一文で始まるわけではありません。青空文庫版では四つの夜に使われています。