結末には
触れません
SYNOPSIS
あらすじ
極楽から地獄を見下ろした御釈迦様は、罪人の犍陀多が生前に蜘蛛を助けたことを思い出します。そして、蓮池の蜘蛛から伸びた一本の糸を地獄へ下ろします。
犍陀多は糸を見つけ、暗い地獄から上へ登り始めます。紹介は、この救いの糸をつかむところまでに留めます。
READING GUIDE
読みどころ
- 01
上下にひらく景色
白い蓮の咲く極楽、下に広がる地獄、そこを結ぶ銀色の糸。場面の上下を追うと、短い物語のなかに大きな距離が立ち上がります。
- 02
丁寧な語りと不穏な描写
御釈迦様をめぐる敬語の語りのなかに、血の池や針の山が現れます。明るさと暗さが切り替わる言葉の運びも、この作品の読みどころです。
- 03
上下へ動く二つの視線
御釈迦様の視線は極楽から地獄へ下り、犍陀多の視線は蜘蛛の糸を見つけて上へ向かいます。反対方向に動く二つの視線を追うと、場面の距離がよく見えてきます。
BIBLIOGRAPHY
作品データ
- 作者
- 芥川龍之介
- 青空文庫 作品ID
- 000092
- 表記
- 新字新仮名
- 初出
- 「赤い鳥」1918(大正7)年7月
- 底本
- 『芥川龍之介全集2』ちくま文庫/筑摩書房
- 読了時間の目安
- 10分(Kotori編集推定)
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QUESTIONS
よくある質問
『蜘蛛の糸』は青空文庫で読めますか?
はい。ページ内の「青空文庫で読む」から、確認済みの作品カードとXHTML版を開けます。このページは作品の紹介であり、本文を掲載するものではありません。
読む前に知っておきたいことは?
地獄、血の池、針の山など、怖さや苦痛を伴う描写があります。案内している青空文庫版は『芥川龍之介全集2』(ちくま文庫、筑摩書房)を底本とする新字新仮名のテキストです。