結末には
触れません
SYNOPSIS
あらすじ
主人から暇を出された下人は、行き場を失い、羅生門の下で途方に暮れています。都は災いが続いて荒れ、人影もありません。
雨は降り続き、日は暮れていきます。荒れた門の細部と下人の不安が交互に描かれ、静かな場面に少しずつ緊張が満ちていきます。
READING GUIDE
読みどころ
- 01
揺れ動く下人の心
下人の考えは、雨や時刻、周囲の様子とともに細かく移り変わります。外の景色と内面の描写がどう重なるかを追うと、物語の緊張が伝わります。
- 02
荒廃した都の描写
雨、夕暮れ、崩れた門。冒頭の景色は、下人が置かれた不安定な状況と重なります。細部の描写が生む空気にも注目してみてください。
- 03
語り手との距離
語り手は下人の心に近づきながら、ときに少し離れた位置からその姿を捉えます。視点の距離が変わる箇所に注目すると、短編の運びがより鮮明になります。
BIBLIOGRAPHY
作品データ
- 作者
- 芥川龍之介
- 青空文庫 作品ID
- 000128
- 表記
- 旧字旧仮名
- 初出
- 1915年11月
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QUESTIONS
よくある質問
『羅生門』はどのくらいの長さですか?
比較的短い作品です。一つの場面と下人の心理の変化を中心に進むため、芥川龍之介を初めて読む方にも取り組みやすい短編です。
黒澤明の映画『羅生門』と同じ物語ですか?
同じではありません。映画は主に芥川龍之介の『藪の中』をもとにしつつ、『羅生門』の舞台や要素を組み合わせています。